【スタッフコラム】中古車の選ぶポイントとは?ポイントに分けて徹底解説!
中古車選びについてつらつらと書いていきます!
ディーラー勤めでもない限り中古車を選ぶ際見るポイントなんて限りがあります。
例えば、走行距離、年式だと思いますが、正直これらだけを見ているといい中古車に当たる可能性が下がってしまうかもしれません。あくまでも数字上の話であって実際の車の状態を表すものではないからです。
走行距離が短くても、走る場所、環境によって車体に与えるダメージは大きくなりますし、逆に走行距離が長くても走る場所、環境によってはかなり状態のいい車体を維持することができます。
また、年式に関しても、それぞれ欠点や利点があるので単に新しければよいというわけではありません。
では、どのようなところを見て中古車を選んでいけばよいのでしょうか?
いくつかに分けてご紹介しますので是非見て行ってください!
①下回りの状態
車の錆具合を見ます。錆自体はコーティングの役割を果たしてくれることもありますが、強度が落ちてしまいますので、衝撃が加わったり何らかのタイミングで穴が開いたりしてしまう可能性があります。本来穴がないところに穴が開くわけですから、何かが漏れてしまったり逆に入ってしまったり、車に見えない不具合をもたらすことがあります。
走行距離が短くても海岸沿いでよく走る車や雪国で使われていた車などは、海水や融雪剤の影響で錆びやすいので、こういったことがおこりがちです。
②整備記録簿
主にオイル交換の履歴を見ます。エンジンオイルというのは車のエンジンに対して五つの役割があり簡単に説明すると、金属摩耗を抑えてエンジンをスムーズに動かす「潤滑」、エンジンの気密性を保つ「密封」、エンジンの熱を吸収する「冷却」、エンジンの燃焼で生じる汚れを取り込む「洗浄」、そしてサビを防ぐ「防錆(ぼうせい)」の五つです。
メーカーはエンジンオイルがこの五つの役割をしっかりと果たせるように、期間や走行距離毎にオイル交換をするよう促しています。
また通常のオイル交換頻度とは別にシビアコンディションと呼ばれるたくさん走る車などはより頻度を高めて交換しなければなりません。
そして意外にも、あまり走らない車もシビアコンディションに該当します。なので年式に対して走行距離が短くてもエンジンに対して負担がかかっている可能性があるのです。
エンジンは丈夫にできていますので耐用年数が長いのですが、オイル交換等を怠っていると故障につながり高額な修理費用がかかってしまいます。選ぶ際は是非見ていただきたい点であります。
③販売店の信用
最後に気を付けていただきたいのが販売店の信用についてです。
中古車というのはどんな人がどんな場所でどんな乗り方をしたかなんて全部わかるものではないので、いくら気を付けていても悪いものを引いてしまうことがあると思います。そんな時に修理の相談など細かく話し合える販売店であれば、修理費用を比較的安く抑えられたり、代車の融通がきいたりと、そこまでストレスにならず直すことがことができます。
利益のみを追求する販売店では売ったら売りっぱなし、整備や修理はよそでやってくれというのがよくありますし、あきらかに販売店の過失でも使用者の責任にされることも考えられます。
そうなってしまってはせっかくの車も嫌な思い出ができてしまいますので、中古車を選ぶ際は販売店の評価や実際に足を運んだときの雰囲気というのをしっかり見ておくとよいと思います。
最後に
オートショップクリュウでは中古自動車に関して正しい知識を持った販売員が良質な車を仕入れています。
お車選びの際は是非ご気軽にご相談していただければと存じます。
お読みいただきありがとうございました!